ペットとの旅行にも便利なアイテムが、ペットバギーです。ペットバギーがあれば、行けるスポットも増えることになります。ただ、ペットバギーは公共の乗り物では使えないことが一般的です。
電車やバスは手荷物代などの料金を支払うことで、ペットと一緒に乗れることが多くなっています。ただ、一緒に乗るためにはキャリーケースに入れておくなどの条件を守る必要があります。愛犬が顔を出す心配がないペットバギーも、手荷物代を支払えば乗せて貰えるのではないかと考える人もいますが、ペットカートは乗車不可となることが殆どです。ただ、乗せることができないのはそのままの状態のペットカートです。持ち手や車輪を取り外せるキャリーケースになるタイプのペットカートであれば、分離させておくことで手荷物扱いにすることができます。
駅構内の移動や、乗り物の車内ではキャリーケースと分離させたパーツという形で持運ぶ形となりますが、下車した後はまたキャリーに戻すことができます。キャリーに戻せば、最寄り駅やバス停から目的地までの移動が楽になるだけでなく、リードだけでは行きにくいような場所にも足を運びやすくなるでしょう。
ペットカートに対する対応は観光スポットや施設によって様々ですが、水族館などはペットカートなどに入っている形であれば入園可能となっていることも多いものです。一緒にホテルに泊まる以外に、地元ではなかなかできない体験を愛犬にもさせてあげたいという場合は、分離型ペットカートの活用を考えておくと良いでしょう。
ただ、公共の乗り物や観光地の散策などに適したペットカートを用意しても、愛犬が大人しく入ってくれないのでは使うことができません。素直にキャリーケースやペットカートに入って欲しい、中で大人しくしていて欲しいという場合は、子犬の間からキャリーに慣れるようにしつけをしておくと良いでしょう。そのためには、キャリーの中でおやつをあげるなど、中に入ることが楽しいものと感じさせておくことが有効です。