愛犬が過ごしやすい床材や間取りを目指した

私は以前、室内犬を飼っていました。そのときは親がメインで世話をしていたのですが、家のちょっとしたリフォームをしたことを覚えています。家を買った当初は犬を飼うことを想定していなかったため、完全に人のみが快適に過ごせるように作った注文住宅でした。しかし、犬を飼い始めてからは家をリフォームを意識し始めたのです。

実際に変えたのは床材です。2階には基本犬は上がらなかったので、1階部分のフローリングを犬が滑りにくい床材に変えることになりました。もちろん、当時は家族が普通に住んでいたので一時撤退しなければなりませんでしたが、新しく迎える家族のためならと、満場一致でした。具体的な工期は覚えていませんが、もともと私や私の親が住んでいた祖母の家がすぐ近くにあったので、そこに避難していました。なんだか昔に戻ったような変な感覚でしたが、変にホテルに宿泊して余計なお金が飛んでいかなかったことを思えばラッキーだったと思います。

加えて、犬用のドアも作りました。今は結構当たり前なのかもしれませんが、犬や猫がドアを行き来できるよう、ペット専用のドアがあります。人間がドアを開けなくても、ペットだけが出入りできるので空調を利かせていても、その空気が外に逃げることがありません。私は自分の部屋に犬が来ても平気でしたし、むしろ来てほしいと思っていたので自分の部屋のドアも改造してもらいました。

ここまでが、業者を呼んでしてもらったことです。あとは、キッチンはどうしても犬がいると危ないということもあり、市販の柵などを買って中に入れないようにしました。それ以外は基本的に1階であれば自由に動き回れるようにし、広々とした空間を楽しんでもらえるように工夫しました。家族みんな、ペットのこととなるといろいろお金を使ってしまいましたが、それだけ可愛かったです。今ももし犬を預かってほしいと言われたら迎えられるような間取りにはなっています。

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