犬と一緒に暮らす新居を探す際に気にかけておきたいことが、間取りです。家族が快適に暮らせる間取りは勿論、愛犬がのびのびと過ごせる場所があるかどうかも、最初に確認しておく方が良いでしょう。
愛犬が過ごすことになりやすい部屋が、リビングです。犬は寂しがり屋が多く、人のいる場所を好むことが多くなっています。そのため、家の中で愛犬が最もくつろげる場所は、人が集まるリビングとなることが一般的です。ただ、ソファとテーブルなど必要な家具とペットゲージを置くと埋まってしまうようなリビングでであれば、愛犬は自由に動き回ることができません。
毎日散歩に連れて行っているとしても、部屋の中を自由に動き回れない状態が続けば、犬はストレスを感じてしまうことがあります。そのため、放し飼い状態で一緒に過ごすことを考えているのであれば、犬が自由に動けるスペースを確保できるかどうかを考え、間取り選びをしていくと良いでしょう。
ペットと過ごす部屋を決めたら、愛犬が安心できるスペースを作っていくことも大切です。人と一緒にいることが好きな犬であっても、時には誰にも邪魔されないスペースが欲しい状態となることもあるものです。排泄をする時や、何かに怯えた時など、すぐに逃げ込める場所があれば愛犬の精神状態は安定しやすい状態となるでしょう。
人といることを好む犬であっても、排泄などは人目につかない場所の方が良いということもあります。さらに、餌や水を置くスペースも、邪魔が入らない落ち着いた場所に作っておくと良いでしょう。
愛犬の生活に必要なスペースをしっかりと確保できるかまで考え、間取りを選べば、愛犬もゆっくりくつろげる家となるでしょう。愛犬が心から落ち着く家にすれば、ストレスから家の中の物を噛んだり壊したり、人に対し威嚇をしたりするなどのトラブルも起きにくくなっていくでしょう。これから新たに愛犬と住む家を探したい、そんな時は間取りや部屋の広さにも注目をしておくことがおすすめです。