家を建てる時には、住みやすい間取りを考えるのが当然です。ですが、室内で犬を飼っている場合はちょっとした工夫も必要です。ここでは、愛犬と暮らすための間取りについて解説します。
・窓の位置に注意
犬のなかには、窓の外を眺めるのが大好きな子もいます。あまり高い位置に窓があると、犬はなかなか外を見る事ができずストレスになってしまいます。
窓の位置を考える時は、犬が外を見やすいかどうかを検討してから決めるようにしましょう。
・日陰スペース
太陽の光が差し込む部屋というのは、とても理想的ですよね。ですが、体温調節が苦手な犬にとっては暑い室内は耐えられないものです。家を建てる時には、犬が快適に過ごせるように日陰スペースを作ってあげるようにしましょう。
・段差は作らない
犬も人間と同じように年を取ります。足腰も弱くなると、散歩にも行けませんよね。
そんな時には、せめて家の中だけでも自由に歩かせてあげたいものです。そんな時に段差があると、かなり危険ですよね。家を建てる時には、リビングや廊下はできるだけ広めにして、邪魔になるような段差がないようにしましょう。
・床にはコーティング
犬にとって、フローリングの床は滑りやすいものです。これでは、普通に歩くのさえ困難です。床を滑りにくいようにコーティングしてあげれば、滑って転ぶ心配もいりません。
・ペットスペースを複数用意
ペットスペースは、犬が寛ぐためには必要な場所です。大抵の場合、ペットスペースは1箇所と考えます。ですが、犬だってたまには気分展開が必要です。
家族がいつもいるリビングや、時には静かに過ごせる玄関にペットスペースを作ってあげるといいでしょう。
・愛犬専用の部屋を造る
犬は、音や光にとても敏感です。些細な事でストレスに感じてしまいます。愛犬専用の部屋を造ってあげる事で、愛犬はゆっくりと過ごせます。
間取りを考える時には、人間と犬の両方が快適に過ごせる空間を意識する事です。
愛犬がどのような間取りなら健康で安全に過ごせるかを考えて、家を建てる事が大切です。